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タブロイド誌は何故人の心に訴える事ができるのか

コラム

こんにちは、タブロイドバンクでございます。
今回は「タブロイド誌は何故人の心に訴える事ができるのか」について書かせて頂こうと思います。
皆さんお付き合いよろしくお願い申し上げます。

ウェブ媒体が全盛とも言える現代で、
実際紙媒体はもう衰退の一途を辿るしか無いのか…という問題についてですが、
私見とはなりますが、私はそのようには考えておりません。

それは何故かと申しますと、
確かに同じ大きさ・同じ情報量・同じ色味であれば恐らくは紙媒体と同等の「効果」そのものは得られるのではないかとは思われますが、
ウェブ媒体最大の強みである「実体が無い」という点が、ウェブ媒体の最大の弱みでもあると私は考えております。
紙媒体にあってウェブ媒体に無い物それは「感触」に他ならないからです。

どういう事かと申しますと、
紙には「紙質」「厚み」等の紙でしか表現しえない情報を持っているという事です。

◆紙質
ここでいう紙質とは、コート紙・マット紙・上質紙・更紙等の事を指します。
一般的にコート紙やマット紙はインクの乗りが良く、写真等がはっきり印刷され
商品の質感・色味等を表現する事に適しております。
逆に更紙等の下級紙はざらざらした質感をしており、インクのにじみや見当のズレ等が
やや起こりやすくなっております。

これがどう影響するかと申しますと、商品の高級感や割安感を紙の種類によって使い分ける事ができるという事になります。
わかりやすく申しますと、同じ商品をマット紙と更紙で広告を打ったとしますと
マット紙であればお写真を多用したり等で商品の上質感や高級感を演出する事ができ、
逆に更紙であれば文字を中心とした内容で作成するので、広告にお金をかけずに商品の価格に還元しているという印象を持っていただく事ができます。
これはウェブ媒体では表現し得ない物であると思います。

◆厚み
こちらも紙媒体でしか表現し得ない所となりますが、
紙媒体の厚みは感覚に訴えかける重要なファクターとなっております。
読者様は紙媒体に触れたその瞬間から厚みという情報を得ている形となりますが、
その際にぶ厚い紙であったのなら「高級感」を、
逆に薄い紙であったのなら「割安感」を感じ取る事となります。
もちろん例外はありますが、一般的なフリーペーパーやパンフレットであれば概ねそういった印象を受ける事となるでしょう。
こちらも紙質同様、ウェブ媒体では表現し得ない物と言えるでしょう。

上記のような形で紙媒体にはまだウェブ媒体だけでは表現し得ない「感覚に訴える」部分において
タブロイド新聞をはじめとした紙媒体は、まだ役目を終えていないと考えられます。
ここからまだまだ様々な読者様に情報を届けていけるニッチメディアとして生き続けていくでしょう。

タブロイドバンクを運営しております第一製版印刷では、タブロイド新聞をはじめとしたスクラム製本を得意とする
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是非ともタブロイド新聞ならびにフリーペーパーの印刷に一役買わせていただけませんでしょうか。
よろしくお願いいたします。