イベントに必須なものといえばパンフレットです。どんな内容なのか確認するパンフレットですが、コロナ禍でデジタルでのパンフレットが増えました。しかし、紙で作られるイベントパンフレットは思い出として手元に置いておくことができる点で価値があります。さらに、紙面を大きく使うことができるタブロイド新聞で印刷することでより価値を高めることができます。今回は、イベントパンフレットが紙での作成が必要な理由やタブロイド新聞で印刷する強みについて紹介していきます。

イベントパンフレットはデジタルではなく紙がおすすめな理由

イベントパンフレットというと出店者の情報やイベント内の地図など書かれているものを思い浮かべることが多いでしょう。現在ではコロナ禍により、イベント自体の開催が縮小された影響でパンフレットのデジタル化が進んでいます。イベントの運営側としては、低コストでロスが少なくできる点でデジタル化されているのはメリットといえます。ただ、来場者目線に立った時に、デジタルでは表現できないメリットも見えてきます。ここではイベントパンフレットの作成において、デジタルより紙の方がおすすめな理由を２点紹介します。

イベントパンフレットは紙の方が読みやすい

イベントパンフレットには様々な情報が記載されます。出店者情報や地図はその中でもよく見られる情報です。デジタルでパンフレットを確認する場合、拡大縮小を駆使して見なければならないため、目的のものを見つけたりするのが難しいです。その点、紙のパンフレットであればすぐに目的のページが見つけられ、確認が楽です。来場者にとってより良いパンフレットは紙で作られたものといえるでしょう。

紙のイベントパンフレットは持ち帰れる

当然のことですが、紙のイベントパンフレットは持ち帰ることができます。楽しかったイベントのことを思い出すことができるグッズとしても紙のパンフレットは機能します。デジタルでは文字情報のみで思い出と結びつけることはなかなか難しいです。物体が手元に残ることと、楽しい思い出の2つがあることに意味があります。その思い出が次回イベントへ来場者の足を運ぶ手伝いをしてくれます。

イベントパンフレットはタブロイド新聞の特徴がフィット

紙のイベントパンフレットは読みやすく、思い出として手元に置いておきたいものですが、ただの冊子として印刷するよりも、タブロイド新聞で印刷することでさらに良いものにすることができます。イベントパンフレットを印刷するのになぜタブロイド新聞が良いのか、タブロイド新聞の特徴とともに紹介します。

イベントパンフレットをタブロイド新聞で印刷すると大きな紙面を使用できる

イベントの規模によっては多くの情報を載せなくてはなりません。そんな時でもタブロイド新聞であれば、紙面自体が広く使えるため、ページ数をかけずに多くの情報を記載することができます。また、1つ1つの出店者情報も大きく載せることができるので、出店者と来場者双方からの紙面に対するクレームは少なくなる可能性が高いです。

ホチキスを使わない製本でケガの危険性をなくせる

タブロイド新聞の製本の仕方はスクラム製本と呼ばれるホチキスを使わない折り方をします。そのため、通常ホチキス止めされているパンフレットだと、針の部分で子供などがケガをする恐れがありますがその心配をする必要もありません。印刷からそのまま製本作業に移行できるため、納期の面で短縮することができます。

印刷部数が増えるほど1部当たりのコストが安くなる

タブロイド新聞の印刷では大ロット印刷が得意な印刷機である輪転機が使われます。毎時何万部も刷れるので、刷れば刷るほど単価が下がっていきます。何万人も集客するような大規模イベントになるほど、タブロイド新聞でイベントパンフレットを作るメリットが出てきます。

大規模イベントにも短納期で対応ができるタブロイド新聞

大規模なイベントになるほど準備はギリギリまでかかってきてしまうものです。そうなるとイベントパンフレットを印刷するタイミングも後ろ倒しになります。そんな時でもタブロイド新聞で印刷すれば対応できます。タブロイド新聞が大規模イベントに向いている理由について納期や仕上がりの面から紹介します。

大ロットを短納期で印刷することができる

タブロイド新聞はロール状の紙を印刷していく輪転機を使用しています。毎日大量に印刷されている新聞の朝刊を想像すると、輪転機の印刷の早さがよくわかります。印刷機の性能などにもよりますが、毎時20万部の印刷が可能とも言われています。また、先述した通り、折りの加工まで一括で行うことができるため、さらに効率よくパンフレットを作成することができます。

写真もキレイに印刷することができる

イベントパンフレットには写真や画像が欠かせません。タブロイド新聞を印刷する印刷機である輪転機は、超高速で綺麗に印刷することができる印刷機です。写真の印刷もコスト以上の綺麗さで印刷してくれるので、イベント来場者にもインパクトを与えることができます。文字だけのデザインでなく、写真を大きく使ったデザインにすることで、イベント来場者の興味を引けるようにすることが大切です。

まとめ

今回はイベントパンフレットはデジタルではなく、紙の方が来場者の満足度が高いものになるということを紹介してきました。デジタルの方がイベント開催者にとって、コストを安く抑えられる点で優れていますが、来場者あってのイベントなので、紙のパンフレットを作成することの方がメリットがあるといえます。今回だけの参加だけでなく、次回以降も参加してもらえるようにするにはイベントパンフレットからこだわって作り込んでいくことが大事です。また、大規模のイベントだとしてもタブロイド新聞でパンフレットを印刷することで、短納期での納品も可能となります。ギリギリまでデザインを粘ったり、出店者都合で入稿が遅れてしまってもある程度の融通がきくので、イベントパンフレットの作成の際にはぜひタブロイド新聞での作成を検討してみてください。